パパラチアサファイア石言葉と誕生石は？相性の良い組み合わせは？

パパラチアサファイアの石言葉はどんなものがあるのでしょうか？今回は、パパラチアサファイアは何月の誕生石なのか？や、相性の良い組み合わせも解説します！

“サファイアの王”の異名を持つパパラチアサファイアは、サファイアの中でも希少性が高く、特別感のあるオレンジ+ピンクの美しい宝石です。

そんなパパラチアサファイアの石言葉にはどんな言葉があるのでしょうか？

パパラチアサファイアは、サファイアの効果にプラスして独自の高い効果を発揮する石でもありますので、石の効果を表現した石言葉にぜひご注目ください！

また、下記ではパパラチアサファイアの誕生石の情報や、パパラチアサファイアと相性の良い石・悪い石など、組み合わせについても解説していきますので、どうぞ最後までご覧ください！

パパラチアサファイアの石言葉は？

パパラチアサファイアの石言葉は、

「一途な愛」
「運命的な恋」
「信頼関係」
「慈愛」
「知恵」
「光の花」

などがあります。

愛情や温かさを感じられる言葉が並び、見た目からも感じられるパパラチアサファイアのイメージ通りの単語が多いのが特徴です。

また「誠実」などのサファイアの石言葉も含まれますので、どちらの効果も必要としている人にもおすすめです。

パパラチアサファイアは何月の誕生石？

サファイアは日本の9月の誕生石として選定されていますので、サファイアの一種であるパパラチアサファイアも同じく9月の誕生石です。

また、4月8日の誕生日石としても選ばれています。

誕生石・誕生日石は、その月やその日に生まれた人が身に着けるとお守りになるという説や、相性が良くより強いエネルギーがもたらされるという話があります。

本人が購入するのも、贈り物とするのもおすすめですので、ぜひ検討してみてくださいね。

パパラチアサファイアの効果は？

パパラチアサファイアの効果を詳しく見ていきましょう。

恋愛運向上、恋愛成就、縁結び

パパラチアサファイアは石言葉にもたくさんの“愛”が含まれていた通り、恋愛に対する効果が強い石です。
持ち主に良縁を運び、運命の相手との縁を結び、大切な人への一途な愛をもたらし、強い絆を構築するサポートしてくれます。

成長や目標達成

知恵を授け、持ち主の能力を引き出してくれるパパラチアサファイアは、成長を促し、目標達成や夢の実現に向けて努力する背中をサポートする効果があります。
理想の未来に向けて積極性を高め、苦しい状況をも耐えて乗り越える力を与え、揺るがない強い意志をもたらし、持ち主の成長や目標達成へ努力する姿勢を支えてくれます。

精神的な安定、バランスを整える

パパラチアサファイアは、精神面に大きな効果をもたらし、持ち主の精神を穏やかに鎮めて心身のバランスを整える効果があります。
また精神的に強く成長を促してくれるので、精神的な安定を求めている人にも合っていると言えるでしょう。

ポジティブな感情へ導く

パパラチアサファイアは持ち主の気持ちを明るく穏やかにし、生きる喜びを与え、人生の軌道修正をサポートする効果があります。
ネガティブなエネルギーを鎮め、ポジティブな感情へと導くため、前向きな気持ちで目標達成や夢の実現に向けて確実に歩みを進める事ができます。

パパラチアサファイアは金運に効果がある？

サファイアは、賢明な判断力や冷静さをもたらす効果があると言われ、これらはビジネス面で飛躍するために必要な能力です。

ビジネスで必要とされる能力を高め、持ち主の仕事に対する力を引き出す事で収入を増やす・安定させる事が金運上昇に繋がると言われています。

これはパパラチアサファイアにも共通して言える事であり、さらにお金にも安定を与え、無駄な出費を抑え、賢くお金を管理する能力が高まります。

また、創造力や直感力を高める効果もあるためビジネスや投資などでの良い判断を下す力も与えてくれるでしょう。

パパラチアサファイアは魔除けに効果がある？

パパラチアサファイアは災厄を除けるような効果は言われていませんが、感情面でのネガティブなエネルギーを鎮める効果が言われています。

サファイアは古代より邪気を退けたり、真実を見抜く力を与える石として知られています。

この力を持つパパラチアサファイアは、特に“平和”を愛する石であり、争いやトラブルを避け、愛が溢れる人間関係や環境を構築するサポートをしてくれます。

そのため、人からの悪意や嫉妬などのネガティブな感情・エネルギーを向けられにくくなり、結果として邪気を寄せ付けにくい状態へと導かれるでしょう。

パパラチアサファイアの産地は？

パパラチアサファイアの主要産地は「スリランカ」です。

かつては、パパラチアサファイアはスリランカ産で限定されていましたが、最近では産地がマダガスカルなどのアフリカ圏に移行しつつあると言われています。

スリランカ産のパパラチアサファイアは産出量が極めて少なく、年々減少傾向とされ、どんどん希少性が高まっています。

一方で新鉱山が発見されたマダガスカル産やタンザニア産のパパラチアサファイアが市場に出回るようになったことで、主要産地が変化していると考えられます。

パパラチアサファイアの値段は？

パパラチアサファイアは、希少性の高さや美しさから“サファイアの王”と言われる事もありますが、それだけ産出量の少ない特別な宝石であるため、値段も高価です。

品質や大きさなどにもより値段は大きく変動しますが、目安としては1カラット以下の小粒サイズであっても数十万円。

1カラット以上の中粒サイズであれば数十万円～数百万円。

3カラット以上の大粒サイズの個体は数百万円で取引される事が多くなっています。

これらの金額は、大きさだけでなく色の鮮やかさや透明度などにより評価される品質により変わりますので、購入を検討される際は相場価格を店頭などで確認しておくと安心です。

パパラチアサファイアの和名は？

パパラチアサファイアの和名は、ネットで調べると「藍玉(らんぎょく)」と紹介されている事があります。

ただ、藍玉という和名は一般的にアクアマリンの「藍玉（あいだま・あいぎょく・らんぎょく）」に使われています。

では、パパラチアサファイアの和名で正しいものは？というと、実は現時点では正式な和名がなく、日本でも「パパラチアサファイア（パパラチャサファイア）」とされています。

他には、サファイアの鉱物名が“コランダム”であり、コランダムの和名が「鋼玉（こうぎょく）」であるため、鋼玉と呼ばれる事があります。

パパラチアサファイアの由来は？

パパラチアサファイアの“パパラチア”は、スリランカのシンハラ語で「蓮の花」という意味を持つ言葉に由来しつけられました。

蓮の花の色合いがパパラチアサファイアの色合いと似ていた事でこの名前がついたと言われています。

また、蓮の花は沼に咲く花であり、沼から養分を抽出しているのにも関わらず沼の色に染まらず綺麗で鮮やかな美しい花を咲かせます。

荘厳さと慈悲深さを感じさせるその花のイメージや見た目から、古くから信じられていたパパラチアサファイアの効果に合っていると考えられたという説もあります。

パパラチアサファイア別名

パパラチアサファイアは「King of Sapphire(サファイアの王)」という異名を持っており、別名としては「パパラチャサファイア」「パパラッチャサファイア」と呼ばれる事があります。

また、上記した通り鉱物名としては「コランダム（鋼玉）」であり、鉱物名で呼ばれる事もあります。

パパラチアサファイアの偽物と本物の見分け方は？

パパラチアサファイアはとても効果な宝石であるため、市場に偽物が多く出回っていると言われています。

パパラチアサファイアの偽物と本物の見分け方としては以下の注意点が挙げられます。

色合い

パパラチアサファイアはオレンジとピンクが混ざり合った色合いであり、「ピンキッシュ・オレンジ(桃色がかった橙色)」～「オレンジッシュ・ピンク(橙色がかった桃色)」がパパラチアだと認定されます。
ピンクが濃い物はピンクサファイア、オレンジが濃い物はオレンジサファイアとなりますが、パパラチアサファイアに比べると流通量が豊富で価格も抑えられる事から、それらをパパラチアと偽り販売するケースもあります。

証明書がついているか

パパラチアか否かの判断は鑑別機関の厳しい基準に合格する必要があり、正式に認定されているパパラチアサファイアには、証明書がついている場合が多いです。
GIAや中央宝石研究所などの証明書を確認すると安心です。

光に当てる

本物のパパラチアサファイアは、自然光と人工光など、光の種類によって色合いに変化が生じます。
どんな光を受けても同じ色合いでしか輝かない場合には偽物の可能性があります。

ベリリウム拡散処理

ベリリウム拡散処理とは人工的に色を変える処理の事であり、ベリリウム拡散処理をされパパラチアサファイアの色合いに似せた宝石が販売される事があります。
この場合「パパラチアカラーのサファイア」と呼ばれ、本物のパパラチアサファイアとは別物ですので注意が必要です。

パパラチアサファイアの価値基準は？

パパラチアサファイアの価値を評価する基準は、

色合い
クラリティ（透明度とインクルージョン）
大きさ

などで変わります。

色が濃く、透明度が高いもの（インクルージョンが少ないもの）ほど高値が付きやすく高品質だと評価されます。

一方、色が薄いものや濃すぎる物、透明度が低く濁って見える物は評価が下がり価値も下がります。

パパラチアサファイア相性の良い組み合わせは？

パパラチアサファイアと相性の良い石の組み合わせについて一例をご紹介します。

ローズクォーツ

パパラチアサファイアとローズクォーツを組み合わせると恋愛運をさらに高める相乗効果が生まれ、深い愛情を引き寄せると言われています。
この2つの石がもたらす愛情は他人に向けられる愛はもちろん、自分自身を愛し慈しむ心を与えてくれます。
人に優しく、時に自分も労わり、穏やかな心や癒しを求める人にもおすすめです。

ルビー

ルビーとパパラチアサファイアは同じコランダム（鋼玉）であり、兄弟のような関係性だと言われています。
そのため相性は良く、積極性をもたらし目標達成に向け行動的になる効果があります。
困難を乗り越える精神力や能力を高める効果もあり、勝利・成功への情熱ややる気・活力などのサポートをしてくれます。

ダイヤモンド

同じコランダム（鋼玉）の仲間であるダイヤモンドともパパラチアサファイアは相性が良いと言われています。
手を取り合う2つの石を組み合わせる事で、持ち主の素直な気持ちを芽生えさせ目標を明確にし、達成に向けて努力する背中をサポートする効果が高まります。
精神的に強さを与え、挫けない心を手に入れる事ができ、勝利・成功・チャンスを引き寄せる効果があります。

水晶

水晶は万能なパワーストーンと言われており、様々な運気の上昇効果や、高い浄化効果があります。
そんな水晶は組み合わせる石を浄化し、石の効果を高めると言われており、パパラチアサファイアと組み合わせる事でより一層効果を感じやすくなるでしょう。
また水晶の浄化力により、持ち主をクリアにしてくれるため、パパラチアサファイアがもたらすエネルギーやポジティブさを吸収しやすい状態へ導いてくれます。

パパラチアサファイア相性の悪い組み合わせは？

ブラックオニキス

ブラックオニキスは強い魔除けの効果がある真っ黒な石であり、パパラチアサファイアと組み合わせると、パパラチアサファイアの効果が弱まる可能性があります。
ブラックオニキスの魔除けの効果により、ネガティブなエネルギーを寄せ付けない強力な壁を作りますが、これによりパパラチアサファイアの引き寄せる良縁や幸運さえも近寄れない状態となると言われています。

インカローズ

ピンク色が美しいインカローズは恋愛の石であり、一見パパラチアサファイアがもたらす愛情とも相性が良いように思えます。
しかし、この2つの石を組み合わせると、愛情の方向性（インカローズは情熱的な愛情、パパラチアサファイアは穏やかな愛情）にズレが生じ双方の効果を発揮できない可能性があります。
その他の良い効果も半減する可能性があるため組み合わせは避けると無難です。