ブルーサファイアにはどんな意味と効果があるのでしょうか？今回は、ブルーサファイアの産地や由来も詳しく解説していきます！
宝石やパワーストーンを購入する時、サファイアを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか？
それだけサファイアは有名で人気があり、中でも青色が美しく輝くブルーサファイアは知名度も高く憧れる人も多い宝石です。
そこで今回は、ブルーサファイアのパワーストーンとしての効果や意味について詳しくご紹介していきます！
さらに、ブルーサファイアの産地や名前の由来、浄化やお手入れ方法についてなど、知っておきたいブルーサファイアの知識を盛りだくさんで解説します。
どうぞ最後までご覧ください。
ブルーサファイアの意味と効果は？
ブルーサファイアは、特に持ち主の人としての成長をサポートしてくれる強い効果があります。
知恵の象徴とされたサファイアは、集中力や洞察力を高める効果があり、仕事や学習で実力を出せるようサポートしてくれます。
また、心の邪念を払い安らぎを与える効果があり、仕事や学業に集中できる環境を整え冷静な判断を持って対応できるようになる効果があります。
ストレスや不安といったネガティブなエネルギーや感情を緩和し、心に平穏をもたらす効果があり、落ち着いた穏やかな心をサポートしてくれます。
サファイアは真実と誠実の象徴とされ、持ち主に正直さや忠誠心を与え堅実な人間性をより高めてくれるでしょう。
サファイアは持ち主の成長をサポートし、心の静穏をもたらし、目標達成や成功へ向けて必要な力を高めて幸福へ導く石です。
ブルーサファイアは恋愛運に効果ある？
ブルーサファイアには平和・安定・調和をもたらすエネルギーがあると言われています。
この効果が恋愛関係においても良い影響を与え、パートナーとより安定感の高い絆を育む事ができます。
また、冷静さや判断力をもたらすサファイアは、困難に直面した時に乗り越える能力が高まります。
感情的な激しい争いを避け、落ち着いた末永い恋愛を求める人にもおすすめです。
夫婦円満・家庭円満効果があり、結婚後の夫婦関係や家族関係も良好にするエネルギーを持つため、恋人への贈り物やお守りとしてもピッタリでしょう。
ブルーサファイアの石言葉は？
ブルーサファイアの石言葉は、
- 「誠実」
- 「慈愛」
- 「真実」
- 「博愛」
- 「徳望」
- 「成功」
- 「守護」
など、たくさんのポジティブな単語があります。
上記したブルーサファイアの効果をよく表現している単語ばかりで、誠実で真っすぐな強い思いを表しています。
また、平和や調和に働きかける力も強く、一途な想いを貫くといった意味合いがあり、精神力を高め目標に向けやり抜く力をもたらします。
ブルーサファイアは何月の誕生石？
ブルーサファイアは日本の9月の誕生石に正式に選定されています。
厳密にいうとブルーサファイアだけでなく、どんな色合いであってもサファイアは9月の誕生石です。
9月生まれの人には特に大きな守護なエネルギーをもたらすお守りとなると言われていますし、相性が良いためサファイアのエネルギーを存分に受ける事ができるでしょう。
また、サファイアは3月5日や4月19日などの誕生日石としても選ばれています。
気になる方はぜひご自身の誕生日石の種類を調べてみてくださいね！
ブルーサファイアの産地は？
ブルーサファイアの産地はいくつかあり、産地によってブルーサファイアの特徴や品質に差があると言われています。
- マダガスカル
- タンザニア
- スリランカ
- ミャンマー
- タイ
- カンボジア
- ベトナム
- ナイジェリア
- アメリカ
- オーストラリア
- 中国
この中でも特にミャンマー産は大粒で高品質のサファイアが産出される事から高い評価を受けています。
歴史が最も古いと言われているのはスリランカで、伝統的な採掘地となっています。
ブルーサファイアの値段の相場は？
ブルーサファイアの値段相場は、大きさや評価（ランク）により大きく差があります。
現時点での1カラットあたりの相場価格は、高品質なものだと数十万円ほど、低品質なものでは数万円ほどとなっています。
産地や色合い、インクルージョンの多さなどによりランクが異なり、それによって金額に大きな差がありますので、予算と相談しながら気に入るものを探すのが大切です。
ブルーサファイアの最高級品の値段は？
ブルーサファイアの中でも最高級品と言われるのが“ロイヤルブルーサファイア”となります。
ロイヤルブルーサファイアは、紫がかった青色が特に鮮やかで、ジュエリーに利用される事の多い宝石です。
イギリス王室の公式カラーであり、現在もイギリス王室で愛用されている他、古代から王室や貴族に使われてきました。
値段は通常のブルーサファイアと比べると、倍以上の値が付く事や、ジュエリーに関しては数百万円単位で売られる事も珍しくありません。
もう一つ、ロイヤルブルーサファイアと並ぶ最高級品として“コーンフラワーブルー”という種類があります。
コーンフラワーブルーは、カシミール産のブルーサファイアの事を指します。
どちらもブルーサファイアという点では同じですが、希少性がコーンフラワーブルーの方が高いとされ、その分ロイヤルブルーサファイア以上の値段となる事があります。
ブルーサファイアの由来は？
サファイア（sapphire）という名前の由来は「青色」という意味のラテン語「sapphirus（サッピールス）」が語源であると言われています。
数々の色合いを楽しむ事ができるサファイアですが、サファイアと言えば青色を連想する人が多いのも、名前の由来から見ても納得のいく通りです。
ブルーをメインカラーとして、それ以外の色（赤以外）をファンシーカラーサファイアと総称して呼ぶこともある通り、サファイアのカラーの中でも青色は特別と言えるでしょう。
ブルーサファイアの別名は？
上記でも触れましたが、青色と赤色以外のサファイアの事を「ファンシーカラーサファイア」と呼ぶ事があります。
ピンクやオレンジなど様々なカラーがあり、「ピンクサファイア」「オレンジサファイア」というように呼ばれる事が一般的ですが、一部ではファンシーカラーサファイアと呼ばれる事がありますので覚えておきましょう。
また、青色のサファイアを大きくまとめて“ブルーサファイア”と呼びますが、青色の色合いによって異なる名前で呼ばれています。
例えば、インクのような濃い青色が特徴的なブルーサファイアは「ミッドナイトブルーサファイア」もしくは「インクブルー」というように呼ばれます。
他にも色合いによって様々な別名を持つブルーサファイアがありますので、好みの色合いを探してみるのもおすすめです。
サファイアブルーの和名は？
サファイアブルーの和名は「青玉(せいぎょく)」もしくは「蒼玉（せいぎょく）」と名付けられています。
日本名でも「青」が付けられるほど、サファイアの青色は特別であり、サファイアといえば青という印象が根強い事がわかります。
また、サファイアの鉱物名「コランダム」は和名だと「鋼玉」となり、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ事を表しています。
ブルーサファイアの見分け方は？
ブルーサファイアの見分け方は主に下記のポイントに注目する事が大切となります。
品質や評価をつける時に見られる項目でもあり、偽物と本物を見分ける時にも必ず確認が必要な項目です。
ただ、素人の人が見ても偽物と本物を見分ける事は難しく、専門の方でも見抜けない精巧な作りの偽物も市場には出回っていると言われています。
そのため、購入時には信頼できるお店で購入をすることや、鑑別書を確認する事が大切となりますので注意してくださいね。
ブルーサファイアの産地
サファイアの産地は上記でご紹介した通りですが、産地によって青色の濃さやインクルージョンの種類や含み方に違いが生じます。
また、高品質とされる産地も比較的決まっているため、産地ごとの相場価格を知り、相場より極端に安いブルーサファイアは偽物や人工であることを疑うと安心でしょう。
ブルーサファイアの色
ブルーサファイアの色は、産地などにより濃い青色～比較的淡い青色まで、濃淡がありますし、紫がかっていると感じられる場合もあるでしょう。
そのためサファイアの色合いを見て本物か偽物かを判断する事は難しい事があります。
ただ、偽物や人工のブルーサファイアは色合いが均一な色合いであるものが多いです。
一方本物のブルーサファイアの場合自然にインクルージョンなどが含まれる事で色合いが均一ではない事が多いですので、その点に注目して観察するのがおすすめです。
ブルーサファイアの透明感
ブルーサファイアはインクルージョンが少なく、透明感の高いものが高く評価されます。
ただ、本物のサファイアには微細なインクルージョンや傷がある場合が多く、これにより完全なる透明ではない事が多いです。
一方、人工や偽物のブルーサファイアは不自然なほどに透明である事があるので、その場合は疑うと安心です。
また、透明度と合わせてチェックするべきポイントが光沢です。
本物は光の反射がしっかりとあり、強い光沢があるのが特徴です。
一方偽物や人工の場合は、光の反射が弱いと感じられたり、逆に過剰に反射する事でギラギラと不自然さを感じる事があります。
様々な角度から観察し、光沢も一緒にチェックしてみましょう。
ブルーサファイア内包物
ブルーサファイアの本物には、インクルージョン（内包物）が見られる事が多いです。
全くインクルージョンが無いものは、天然石ではない可能性が高く、偽物や人工を疑うのが良いでしょう。
インクルージョンの種類は産地にもより異なりますが、針状のインクルージョンを持つ事が多いです。
他には、小さな気泡や亀裂・ヒビがある事が多いですので、ルーペなどでしっかりと確認をし、自然が生み出したインクルージョンが入っているかをチェックしてみてください。
ブルーサファイアの浄化方法は？
ブルーサファイアは、日光に長時間当て続けると、紫外線の影響により退色・変色の原因となる可能性があります。
そのため、日光浴での長時間の浄化を行う事は避けましょう。
日光浴以外の浄化方法として、
- 流水
- 月光浴
- 水晶クラスターや水晶さざれ石
- ホワイトセージなどのお香
- 音叉
などの方法がありますが、この中であればどの浄化方法で浄化を行っても問題ありません。
摩擦や衝撃に対する強度があり、水を使用する事も可能ですので、手軽に浄化したい場合は流水による浄化を行うと良いでしょう。
ブルーサファイアのお手入れ方法は？
ブルーサファイアのお手入れ方法としては、基本的には乾いた柔らかい布で拭き上げる程度で問題ありません。
水や汗にも強い性質を持つため、日常使いで付着する汗や皮脂もそれほど神経質になる必要はありませんので、こまめに拭き上げ綺麗を維持するようにしましょう。
乾いた布で拭く程度では綺麗にならない汚れがある場合には流水を使って洗浄します。
その際、とても汚れている場合はぬるま湯（35度程度）に中性洗剤を少量混ぜて柔らかいブラシなどでこすり汚れを落とす事ができます。
洗剤を使用した場合はしっかりとすすぎ、乾いた布で拭いてしっかりと乾燥させる事が大切です。
直射日光に当てる事は避け、室内の日が当たらない安全な場所で自然乾燥をさせるようにしましょう。
まとめ
今回は、ブルーサファイアが持つ意味や効果や、ブルーサファイアの産地や名前の由来についてもご覧いただきましたが、いかがでしたか？
ブルーサファイアの意味や効果としては、学業・仕事に励む人であれば誰でも心強いと感じられるものであり、多くの人をサポートしさせてくれる事がわかりましたね。
誠実さや冷静さを求めている人、仕事や学業で集中したい時や目標達成を願う人はぜひ手に取ってみてくださいね。
サファイアの産地や由来についてもご覧いただきましたが、サファイアの産地は評価や色合い・インクルージョンなどの見た目に大きく関係します。
サファイアは人気の宝石という事もあり、偽物も市場には出回っていますので、正しい知識と観察力が重要となります。
購入する際は鑑別書の有無を確認する他、信頼できるお店で購入する事が大切です！
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