キャストライトにはどんなスピリチュアルな意味があるのでしょうか?今回は、石言葉や誕生石も合わせてご紹介します!
十字模様が個性的な魅力であるキャストライトは、古くから「聖なる守護石」として用いられてきたスピリチュアルな意味合いも強いパワーストーンです。
災いを祓い直感力を高める聖なる石であり、持ち主の心から迷いや不安を鎮め、中心へと導く象徴とも言われています。
そんなキャストライトにはどんなスピリチュアルな意味があるのか?もっと深く知りたい方は多いですよね!
今回はキャストライトが持つスピリチュアルな意味について詳しく解説していきます。
さらに、石言葉や誕生石についてもわかりやすくご説明していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
キャストライトのスピリチュアルな意味は?
キャストライトのスピリチュアルな意味について深堀していきましょう。
キャストライトは、神秘的な十字模様が浮かび上がる事から、「神への献身」を象徴する、聖なる石として用いられてきました。
この石自体にも神聖なエネルギーがあると信じられ「信心」という意味と効果を持つと言われています。
この天然の十字模様は神への信仰心を保ち続けるという意味も込められており、この石を身に着けていると神のご加護を受けられてると信じられていたようです。
また大地との繋がりを強める意味もあるとされ、大地のエネルギーを汲み取る事で精神力が高まり、不安や恐怖心を払拭し、新しい事へ挑戦する意欲や行動力・実行力が高まるとされてきました。
この事から、キャストライトには「精神の安定」「守護」「新しいことへの挑戦」をサポートするスピリチュアルな意味があります。
キャストライトの効果は?
キャストライトの主な効果を順番にご紹介していきます。
- グラウンディング効果
キャストライトには、地に足をつけ、辛い時期も乗り越え生き抜く事をサポートする効果があると言われています。
不安や混乱を鎮めて、心に従い、冷静な判断をサポートする効果があります。
- 魔除け・保護効果
キャストライトが持つ十字模様は、神聖な結界を表していると言われており、この模様がネガティブなエネルギーや邪気から持ち主を守る効果があるとされてきました。
不要なものを跳ね返すエネルギーがあるため、古くから護符として用いられた歴史があります。
- 成長や変化をサポートする効果
環境の変化や人生の転換期など、持ち主に迷いや不安が生じる場面で、前向きに突き進む力を与える効果があります。
「転機の石」と言われる事もある石で、新たな人生へと導く効果があります。
- 直感力・洞察力を高める
スピリチュアルなエネルギーを持つキャストライトを身に着けると直感力や洞察力が高まる効果があります。
持ち主が自分にとって必要なものを冷静な判断力で掴み取る事をサポートし、その感性を研ぎ澄ませる効果があると言われています。
- 人間関係円満の効果
キャストライトは人間関係にも良い影響をもたらすお守りとしても人気です。
持ち主に寛容さや思いやりの心をもたらし、周囲の人との摩擦や衝突を減らしてくれる効果があります。
職場や友人など、様々な人間関係におけるストレスの軽減へと繋がるでしょう。
キャストライトの石言葉は?
キャストライトの石言葉には、
- 守護
- 変革
- 浄化
- 意欲
- 安定
- 挑戦
- 聖なる契約
- 精神の安定
- 正しい選択
- 真実を見抜く力
などの石の効果や意味を表す単語が並びます。
キャストライトが持つ十字模様は神聖なシンボルでもあり、人生における道しるべという意味も持ち、持ち主をサポートし正しい方向へと導いてくれます。
石言葉の中にも迷いを払拭し、心や精神を安定させ、前向きに躍進する事を願った単語が多く選ばれています。
キャストライトは何月の誕生石?
キャストライトは現時点では日本の12ヶ月間の誕生石には選ばれていません。
2021年に行われた日本の誕生石の改定の際にも、追加される事はありませんでした。
ただ、365日の日付ごとに選ばれる“誕生日石”としては、12月25日に該当します。
十字模様とクリスマスという、ピッタリの選定ですよね。
12月25日に生まれた人には、キャストライトは特別な守護のエネルギーをもたらす、深い絆で結ばれた石と言えます。
該当する方は迷わず手に取ってみてくださいね。
キャストライトの産地はどこ?
キャストライトの産地は、
- ブラジル
- オーストラリア
- スペイン
- 中国
- ロシア
などとなっています。
この中でも品質が良いと言われているのがオーストラリア産とスペイン産で、質の良い結晶が多く産出されているようです。
スペインは産出量も多く、市場に出回る数も多いので、神秘的な輝きを店頭で直接ご覧になってみてくださいね。
キャストライトの硬度と値段は?
キャストライトのモース硬度は6~7.5とやや幅があります。
見る物によっては5.5~7.5と表記される事がありますが、6.5~7.5ほどの強度の物が一般的です。
モース硬度7程度の硬さは、ジュエリーとしても扱いやすく、丁寧な扱いは必要ですがそれほど過剰な心配はない丈夫さがあります。
そんなキャストライトの値段は、産地や品質(色合いや模様の鮮明さ)や大きさなどにより大きく変わります。
現時点でのキャストライトの値段の目安としては、原石の状態で数百円~2,000円以内。
また、8mm玉を使用したブレスレットの場合は3,000円~10,000円以内で購入できる事が多くなっています。
ただ上記した通り、十字文字がはっきりとしている高品質な個体が使用されている場合には値段はさらに上昇するでしょう。
それほど高額な宝石という事ではありませんが、値段は購入するお店や個体によってばらつきがあります。
購入を検討する際は、店頭で最新の値段を確認した上でご検討ください!
キャストライトは天然石?
キャストライトは、アンダルサイトと呼ばれる鉱物の変種であり、天然石です。
アンダルサイトの結晶の中に含まれる不純物が放射状に入り込む事で十字模様が浮かびあがった物をキャストライトと位置付けます。
神秘的な模様であり、人工的に思われる事もありますが、加工で後から書き足したものではなく、模様そのものは自然が生み出した特徴ですので、天然石と言って間違いないでしょう。
キャストライトの色は何色?
キャストライトの色合いは、市場に出回る多くの個体が茶色や黒色の落ち着いた色合いをしています。
特に本体(地色)は茶色~こげ茶色をしている事がほとんどです。
ただし、内部に入る内包物の入り方などによっては異なる色合いに見える事があり、
- 茶色
- 黒色
- 灰色を含む茶色
- ベージュっぽい茶色
などと表現される事が多いです。
いずれも内包される十字模様は、炭質物であり、黒色であることがほとんどで、ごく稀に地色が黒で、十字模様が茶色に見える個体もあります。
キャストライトの由来は?
キャストライトの名前は、その見た目が由来となり名付けられました。
キャストライトには最大の特徴でもある十字模様があり、ギリシャ語で十字型や斜めに交差しているという意味を持つ「chiastos(キアストス)」という単語があります。
このchiastos(キアストス)という言葉と、石という意味を持つ「lite」が組み合わさり、Chiastolite(キャストライト)と名付けられました。
キャストライトの和名は?
キャストライトの和名は「十字石(じゅうじせき)」です。
日本でも特徴的な十字模様に着目し、十字模様にちなんだ和名が名付けられました。
キャストライトの浄化方法は?
キャストライトの浄化には、
- 水
- 日光浴
- 月光浴
- セージなどのお香
- 水晶クラスターや水晶さざれ石
- 音叉
など、様々な浄化方法が使用可能です。
中でも特におすすめなのが「月光浴」。
満月や新月の夜に月光浴を行うと、神聖なエネルギーを効率的に取り込めると考えられています。
キャストライトのお手入れ方法は?
キャストライトの日常的な基本のお手入れ方法としては、柔らかい乾いた布で拭き上げる程度で十分に綺麗な状態を保てます。
乾いた布では落ちない汚れが気になる時は、水を使用して洗い流す事が可能です。
頑固な汚れを落とす際は石鹸や中性洗剤を少量溶かしたぬるま湯を使用し、強く擦りすぎないように注意しましょう。
水を使用してお手入れした時は、乾いた布で拭き上げ、自然乾燥させる事を徹底してください。
硬度は低くありませんが、衝撃により破損や傷の原因となる可能性がありますので、水を使用する際に手を滑らせて落としてしまうような事が無いよう十分に注意しましょう。
まとめ
今回は、キャストライトの持つスピリチュアルな意味や、石言葉や誕生石などの情報を詳しくご覧いただきました。
キャストライトの持つ十字模様の特徴的な見た目からスピリチュアルな印象を受ける方も多いと思いますが、そのイメージ通り、神聖なエネルギーが宿る石です。
強力な守護石であり、信仰心などを保つ意味も深い石ですので、自分を強く持ちたい方や、人生の変化や困難を乗り越えるエネルギーを求めている方にもおすすめです。
また石言葉にもある通り、キャストライトがもたらす効果は様々です。
持つ人を正しい方向へ導く意味がある石ですので、この石が合わない人はいないと言い換える事もできるでしょう。
誕生石として正式に選ばれた月はありませんが、全ての人に強い守護・加護のエネルギーをもたらしますので、お守りとなるパワーストーンを求めている人にもおすすめですよ。













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