アンブリゴナイトにはどんな意味や効果があるのでしょうか?今回は、石言葉や和名などの情報も詳しくご紹介していきます!
アンブリゴナイトと言えば、淡く優しい色合いから穏やかな印象や気持ちの落ち着きを感じられる方が多いのではないでしょうか。
アンブリゴナイトには、色合いから受ける印象にも近しい効果や意味があり、心を落ち着けストレスや混乱を和らげたり、感情のバランスをサポートしてくれます。
精神的な安定を求める人にも力を与え、平穏や安定をもたらすエネルギーで持ち主を優しくサポートしてくれるでしょう。
今回は、アンブリゴナイトが持ち主に与える効果や意味を詳しく解説していきます!
さらに、アンブリゴナイトの石言葉や和名などの詳しい情報もまとめてご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
アンブリゴナイト意味と効果は?
アンブリゴナイトが放つ柔らかな光沢や、この石から与えられるエネルギーには「心の平穏」や「感情の安定」を意味する効果があります。
強いストレスや不安、焦りや混乱を和らげる癒しのエネルギーを持つヒーリングの石でもあり、感情の波を穏やかにし、気持ちの高ぶりを鎮めてくれます。
特に人間関係で負のエネルギーを感じている方を優しくサポートしてくれるでしょう。
また「精神的な明晰さ」を意味する石でもあり、思考を整理し、余裕が生まれる事で冷静な判断力や洞察力を高める効果があります。
精神が安定する事で混乱する思考が整い、物事を客観的にクリアに見る事を助け、重要な決断や判断をサポートしてくれるでしょう。
周囲の雑音や邪念に惑わされる事なく、常に安定した感情を手助けし、自己成長や内面の強化を促す効果や意味があると言われています。
自分自身に意識を向けて、健やかで穏やかな自分自身の全容を受け入れ、次なる成長や新しいスタートを応援してくれます。
アンブリゴナイトの石言葉は?
アンブリゴナイトの石言葉には、
- 不滅の力
 - 無限の力
 - 平穏
 - 精神の安定
 - 真実の理解
 - 感情の緩和
 - 心の解放
 
などの力溢れる石言葉があります。
特に印象的な「不滅の力」の意味としては、アンブリゴナイトはリチウムを含む鉱物であり、リチウムは燃やすと激しい赤い炎となります。
これが消せない炎、つまり不滅と結びつき、欧米では不滅の力を与える神聖な石として用いられた歴史があります。
「無限の力」の意味としては、持ち主の無限のパワーを与える効果があると信じられた事にあります。
物事に対するやる気が起きたり、洞察力や表現力を高めて人との関係が良好になるなど、状況を好転させる効果。
そして、無限のパワーは無限の可能性を秘めているという意味合いでこの石が持ち主にもたらすエネルギーが強い事を表す石言葉であると言われています。
アンブリゴナイトは何月の誕生石?
アンブリゴナイトは現時点の日本では12ヶ月の誕生石には選定されていません。
2021年に行われた日本の誕生石の改定の際にも、追加される事はありませんでした。
ただ、365日に割り当てられている誕生日石としては1月19日が該当します。
またおうし座の守護石とされている情報もあります。
誕生日石や星座の守護石は、該当する人と特別な絆で結ばれ、特別な守護のエネルギーをもたらすと信じられていますので、当てはまる人はぜひ手に取ってみてください。
アンブリゴナイトの和名は?
アンブリゴナイトの和名は一般的に「アンブリゴ石」と呼ばれています。
この名前は石の名前からそのまま日本語名として呼ばれているため迷う心配はありません。
他にも、ごく一部では「リン酸リチウムアルミニウム石」と呼ばれる事があります。
これはアンブリゴナイトの主成分であるリン酸(PO₄)・リチウム(Li)・アルミニウム(Al)に由来しています。
ただ成分名の和名で呼ばれる事はほとんどありませんので、アンブリゴ石と覚えておけば問題は無いでしょう。
アンブリゴナイトの由来は?
アンブリゴナイト(Amblygonite)の名前は、ギリシャ語を2つ組み合わせてつけられた名前だと考えられています。
- amblys:鈍い
 - gonia:角
 
つまり直訳すると「鈍い角の石」という事になりますが、この名前が付けられた理由も、
- アンブリゴナイトの結晶を見ると、角がはっきりしていない形状であることから「鈍い角を持つ石」という意味で付けられたという説。
 - アンブリゴナイトの性質的に、劈開が完全であり、劈開角が90度を越え鈍角に割れることから命名されたという説。
 
の2つがあります。
アンブリゴナイトの産地はどこ?
アンブリゴナイトの主要産地は「ブラジル」と「アメリカ」だと言われています。
他にも、
- マダガスカル
 - ドイツ
 - スペイン
 - ミャンマー
 - 南アフリカ
 - ナミビア
 - オーストラリア
 - 日本
 
などで産出されています。
ただ、アンブリゴナイトの希少性は高く、宝石質のものが産出されるのはごくわずかです。
そのほとんどがブラジル・アメリカで産出されており、現在はマダガスカル産も豊富に流通していると言われています。
アンブリゴナイトのモース硬度は?
アンブリゴナイトのモース硬度は5.5~6とされています。
この硬度は比較的やわらかめの鉱物として分類されます。
パワーストーンの代表格でもある水晶(モース硬度7)と比較しても、やや柔らかい事がわかるため、取扱の時には衝撃に十分な注意が必要です。
アンブリゴナイトの色は?
アンブリゴナイトは、淡い黄色やクリーム色、もしくは透明度の高い無色の物が多く流通してます。
そのため、これらの色がアンブリゴナイトの色だと認識されている方は多いでしょう。
しかしその濃淡が様々な表情をあらわすだけでなく、個体によっては、
- 淡青~青
 - 淡緑~緑
 - 淡ピンク
 - 淡紫
 
のような色合いを持つ個体もあります。
いずれもクリアな聡明さや、優しく穏やかさなイメージを抱かさせるものが多く、含有する成分の量のバランスによって色合いが変化すると考えられています。
アンブリゴナイトとモンテブラサイトの違いは?
アンブリゴナイトとモンテブラサイトの関係は切っても切れない「兄弟」や「双子」と例えられる事が多くあります。
アンブリゴナイトとモンテブラサイトは異なる鉱物ではあるものの、どちらもリチウム、アルミニウムを含んだリン酸塩鉱物であり、見た目もそっくり。
その違いは肉眼で見ても、なかなか区別がつかないほどです。
それぞれ含有する成分がほとんど同じであるものの、含有する成分の量の違いにより、どちらに該当するかが分けられます。
- 水酸基が多い・・・アンブリゴナイト
 - フッ素が多い・・・モンテブラサイト
 
この区別を正式に行うためには、鑑別での分析が必須であり、分析できる鑑別機関が限られる事から、宝石名にアンブリゴナイトとモンテブラサイトの両方の鉱物名が併記される事も少なくありません。
アンブリゴナイトのお手入れ方法は?
アンブリゴナイトの日常的なお手入れは、乾いた柔らかい布で優しく拭き上げるようにしましょう。
アンブリゴナイトは水に長時間さらすと変質する可能性があり、水洗いには適さない鉱物です。
つまり汚れが蓄積しても水洗いすることは避けるべきというわけです。
汚れが落ちなくならないうちにこまめにお手入れを行う事を徹底し、柔らかい布で傷をつけないよう優しく日々の手入れを行えば、長く美しさを堪能できるでしょう。
アンブリゴナイトの浄化方法は?
アンブリゴナイトには、「月光浴」や「セージなどのお香」を用いた穏やかな浄化方法がおすすめです。
上記した通り、アンブリゴナイトは水に弱い性質を持ち、さらに紫外線に長時間さらされる事でも変質する可能性があります。
そのため、アンブリゴナイトの変質や劣化に繋がる恐れがある水や日光浴での浄化は行わないでください。
また、モース硬度はそれほど高くなく衝撃により割れたり傷がつく可能性があるため、浄化は慎重に行いましょう。
水晶などを用いた浄化を行う際にも、石同士の摩擦や衝撃には十分にご注意くださいね。
まとめ
今回は、アンブリゴナイトが持つ意味や効果について詳しく解説をご覧いただきました。
アンブリゴナイトの放つ、穏やかで柔らかな癒しのエネルギーは、持ち主の心の平穏や精神の安定を力強くサポートしてくれるでしょう。
日々の生活や人間関係に強いストレスを感じている方や、人に流されやすい自分を変えたいと願う人にもおすすめです。
冷静な判断力や洞察力を高める意味や効果も持つため、真実を理解し自己受容や自己成長を高めたい人にも力を与えると言われています。
アンブリゴナイトの石言葉や和名についてもご覧いただいた通りですが、石言葉に合った「不滅の力」や「無限の力」が表す通り、穏やかな中にも力強さが感じられる石です。
自分自身と向き合ったり、無限のエネルギーを受けて無限の可能性を信じ突き進みたいと願う人を助けサポートしてくれますので、気になる方は一度手に取ってみてくださいね。
  
  
  
  











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