今回は、パワーストーン「水晶」の選び方や種類、意味について詳しく解説していきます!
パワーストーンといえば水晶を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そのくらい水晶は有名で、ポピュラーな宝石ですよね!
実は水晶と一括りに言っても、様々な種類や意味がある事をご存じでしたか?
今回は、水晶の種類や、水晶の選び方、水晶の持つ意味について詳しくご紹介していきます。
水晶は万能なパワーストーンと言われていて、高い効果が期待できますので、気になる方はぜひ参考に選んでみてくださいね!
パワーストーン水晶の種類は?
水晶は世界各国で採れる宝石で、含有される物質によって色が変わり、色ごとにたくさんの種類があります。
国によっては「クォーツ」「クリスタル」と呼ばれて、パワーストーンの代表格として親しまれています。
①クリスタル(水晶・白水晶)
一般的に水晶と言えば無色透明に輝く水晶“クリスタル”を連想される方が多いのではないでしょうか。
クリスタルは、クォーツ(石英)という二酸化ケイ素が結晶化してできる宝石の中で、特に大きく無色透明に透き通った結晶のことを言います。
他の色の水晶と区別するために「白水晶」「ロッククリスタル」と呼ばれることもあるようです。
②アメジスト(紫水晶)
パワーストーンとしてもお馴染みのアメジストは和名「紫水晶」で、石英に微量の鉄イオンが含まれることで紫色に発色すると言われています。
紫色は世界各国で高貴な色として扱われ、芸術的感覚や直観力を高めてくれるとされてきました。
アメジストは、1つの石でも見る角度や場所により色味が変わるのが特徴で、中心部に近づくほど紫色が濃くなります。
色合いによって別の名前が付けられている場合があり、特に薄い紫~中心の濃い紫の中間色である「ローズアメジスト」は人気があります。
玉の内部に傷がないものは希少価値が高く、その分値段も高い事が多いです。
③シトリン(黄水晶)
シトリンは和名「黄水晶」で、わずかな光にもキラキラと光り輝く、黄色~オレンジ色のクォーツです。
石英にごく少量の鉄分が含まれる事で黄色~オレンジ色の発色をするとされています。
シトリンの黄色の色合いから「金運」や「商売繁盛」の効果があるとされ、富をもたらす「幸運の石」と呼ばれています。
また古くから太陽を象徴とする石とされ、身につけた人を前向きに穏やかな気持ちにしてくれると言われています。
④ローズクォーツ(紅水晶)
ローズクォーツは和名「紅水晶」でピンク色が美しい水晶で、恋愛運のパワーストーンとして女性人気が高い宝石です。
アルミニウムや酸化チタンを含みピンク色に発色すると考えられており、世界中で採掘できる宝石ですが特にマダガスカル産は最高品質と言われています。
透明度によっても価値が変わり、透き通った透明度の高いローズクォーツは希少な一品です。
一方、半透明・不透明のローズクォーツは比較的安価で、誰でも身に着けやすく人気となっています。
⑤モリオン(黒水晶)
モリオンは和名「黒水晶」と呼ばれている通り、真っ黒で透明感のない水晶です。
石英に微量のアルミニウムを含み、鉱床内にある放射能鉱物から干渉を受けてこの色になったと考えられています。
下でご紹介する「茶水晶」と兄弟のようなもので、色の濃さによって黒か茶か分かれますが、元は同じものです。
採掘国は、中国やチベット、ロシアなど、ユーラシア大陸が中心で、霊的パワーの強いモリオンは「魔除け」「邪気払い」など魔術や呪術でよく用いられました。
⑥スモーキークォーツ(煙水晶・茶水晶)
スモーキークォーツは透明度が高く薄茶色の水晶で、和名で「煙水晶」「茶水晶」と呼ばれます。
主に産出地はブラジル、アメリカ、マダガスカルで、水晶中に含まれる微量のアルミニウムが自然界の放射能を受けて変色したものと考えられています。
未だ解明されていない謎も残されているこの水晶は、伝説の島アトランティスでエネルギーの焦点を創り出すために使われていたとする神秘的な記述も残されています。
⑦アイリスクォーツ(レインボー水晶)
アイリスクォーツ(レインボー水晶)は、名前の通り水晶の中が虹色に輝いて見えます。
これは成長過程でクラック(ヒビ)や歪みが生じてそこに光が当たり分散光を反射する事で虹色に見えるというもの。
水晶の色自体は様々な色があり、無色透明のクリスタルの中が虹色に見えたり、茶水晶の中心部が虹色に輝くものなどがあります。
また虹色の見え方も、オーロラ状に見えるものや鳥の羽のように見えるものなど様々です。
持ち主を虹色、七色に輝かせる幸運の石として人気となっています。
⑧ルチルクォーツ(針水晶)
ルチルクォーツは、水晶の中に偶然黄鉄が線状に結晶化したもので、金の線が見えます。
言い換えれば不純物がたくさん入っている状態のため、透明度が高いルチルクォーツは非常に珍しく、価値の高い宝石です。
針状の筋がキューピッドの矢に例えられたことから恋を運んでくる石と呼ばれていました。
他にも金色の線が無数に入っていることから金運の効果もあるとされています。
金色の針以外に、黒や赤の針が入っている種類もあり、特に男性からの人気が高い水晶です。
⑨ファントムクォーツ(幻影水晶)
ファントムクォーツは透明感ある石英に泥石などが入り、幻想的な模様を織りなす水晶です。
グリーンファントムやレッドファントムなど色合いは異なるものの、何重にも重なった模様は同じものが二つとなくとても珍しいものです。
⑩レモンクォーツ(レモン水晶・硫黄水晶)
レモンクォーツはシトリンと似ている印象を与えますが、色合いはシトリンよりも鮮やかなレモン色をした水晶です。
また、シトリンは鉄を含むことによって黄色に発色していますが、レモンクォーツは硫黄によって黄色になっています。
そのため原石を硬いもので削るとわずかに硫黄の臭いがすると言われています。
パワーストーン水晶の選び方は?
水晶は「万能の石」と言われパワーストーンとしてお馴染みの宝石となっています。
中でも特に言われている効果が、
- 心身・場所などの“浄化”
- 能力を引き出す、開花させる
- 他のパワーストーンの効果を高める
- 目標達成・願いを叶える
- 精神・メンタルのサポートや安定、強化
という大きくわけて5つの効果です。
それに加えて、上記した通り様々な種類によって恋愛や金運などの効果をもたらします。
基本的に水晶であればどの種類であってもパワーストーンの効果は期待できますし、他のパワーストーンとの相性も悪くはありません。
そのため、あなたがパワーストーンにどんな効果を求めるのか?や、好きな色合いや直感からお好きな水晶を選ぶのがおすすめです。
パワーストーン水晶を選ぶ時の注意点
水晶を選ぶ時には“偽物”に注意が必要です。
というのも水晶が人気なのは昔からで、水晶と謳いながら実はガラスやアクリルでできている製品も多数あります。
パワーストーンとして身に着けるのであれば十分な効果は期待できません。
また、本当の水晶であっても人工水晶(一度溶かして固めたもの)もあり、天然か否かの判断は素人では難しい場合もあります。
そのため購入時には
- 信頼できる場所で購入すること
- 迷った時は本物の水晶であるかを確認すること
を徹底するようにしましょう。
透明度が低い水晶などは安価であるとは言え、安い買い物ではない場合もあります。
購入時には慎重・冷静に判断してくださいね!
パワーストーン水晶の意味は?
ここではパワーストーン水晶の意味についてご紹介していきます。
水晶は、氷河の近くで見つかる事から“氷の一種”だと思われており、「神様が作った溶けない氷」とされていた時代があります。
このことからわかる通り“神聖な石”・“聖なる石”として世界中で用いられてきました。
特殊なパワーが宿っていると考えられていた水晶には様々な逸話があり、古代エジプト・ファラオ王の冠の装飾として水晶が使われていたことが分かっています。
日本でも戦国武将・武田信玄が戦いのお守りに身に着けていたり、古い建物やお寺などの地面には強い浄化のパワーを持った水晶が埋められていた歴史があります。
パワーストーン水晶の石言葉
パワーストーン水晶を表す石言葉には、
- 純粋
- 無垢
- 神秘的
- 冷静沈着
- 完全
- 万物との調和
- 繁栄
などがあります。
水晶の透明な色合いや球体である形、美しい風貌からこれらの石言葉が付けられています。
特に浄化のパワーには絶大な信頼がおかれ、その浄化の力は地球上で最も強力だといわれるほどです。
心身に滞るネガティブな気持ちやマイナスなパワーを浄化するとともに、その人のポジティブなパワーを最大限に引き出してくれます。
まとめ
今回は、パワーストーン「水晶」の選び方や種類、意味についてご覧頂きましたが、いかがでしたか?
水晶と言ってもたくさんの種類があるので、選ぶ時には迷ってしまいそうですね!
どの種類もキレイで美しく、それぞれに意味があるので、自分にピッタリだと感じる水晶を選んでみてくださいね。
水晶の選び方でもご紹介しましたが、パワーストーンの水晶は非常に人気が高く、現代の技術によって天然ではないものも出てきています。
パワーストーンとしての水晶の効果を得たい方は、購入時には十分に気を付けて、慎重に購入しましょう!
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